懐かしくも新しいレコードプレーヤー「フリースタイル ポータブル プレーヤーGP-N3R」を完全復刻!

色褪せない完成されたデザインと機能が帰ってきた!
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2019.11.08 06:00

超ロングランヒットとなった日本コロムビア「GP-N3R」が復刻


昭和から平成を股にかけての大ヒットとなったポータブルレコードプレーヤー、GP-N3Rがまさかの令和元年に復活。復刻・発売を手掛けるのはANABAS audioで、デザインや基本的なスペックはそのままに、音質面では改善が図られているという。オープン価格で市場予想価格は20,000円前後。発売時期は12月上旬予定でタワーレコードでは予約受付を開始している。




ポータブルレコードプレーヤーといえばやはりこれ


GP-N3Rは長寿製品だけあってデザイン・機能共に完成されており、今見ても完全と思えるようなバランスのとれたポータブループレーヤー。機能面ではスピーカー内蔵で電池駆動可能なのはもちろん、ピッチコントロールもついていて曲のテンポ(とキー)も前後5%変えられ、7インチ盤であれば壁掛けでも再生できるる。また、ヘッドホンや外部のスピーカーにアウトプットできる端子もついており、余計なものも足りないものもないスペック。直線的でシンプルなデザインはどのようなシーンにも違和感なくマッチする。


ちなみに見た目は7インチのプレーヤーのように見えるが、もちろん平置きでLPの再生もできる。


誰でも気軽に扱えるレコードプレーヤーとしても人気


通常のレコードプレーヤーはフォノアンプも必要でスピーカーなどの配線もあり、トータルの金額もそこそこしてしまうので、音響機器が全くの苦手な方には多少ハードルがある。DJ機材やオーディオ機器を買いそろえなくてもレコードを置いてすぐに音が出るので、レコード収集を始めたいと思っているリスナーにも最適なプレーヤー。


ちなみに自由の国アメリカのレコード屋やコンベンションへ通うガチなコレクターやバイヤーは、このポータブルプレーヤーを持ち込んで座り込んで試聴していたりする。日本のレコード屋でやったら怒られると思うので日本ではやめとこう。


音質はオリジナル超え?


オリジナルの音質もポータブルなのに良い質感の音と高く評価されていたが、改めて今回の復刻版では音声回路や部品を刷新、またカートリッジにはオーディオテクニカ製「AT-3600LA」を採用するなどのアップデートが加わっており、オリジナルの音質を凌駕しそうだ。




一時期はDJミキサーも発売されていた


90年代のアナログDJ機器ブーム最盛期には同モデルのラインナップとして、コーネリアスやミッシェルガンエレファントなどアーティストのシグニチャーモデルや、ラスタカラーのレゲエモデル、お揃いのデザインのDJミキサーまでもが発売されるほどの人気で、本機もあわせてモバイルでカワ(・∀・)イイ!!DJブースを構築することもできた。このDJブースは今考えるとアウトドアやカフェなどにはベストマッチ。中古ならまだ入手できるので気になったら『COLUMBIA GMX-3』 で検索してみよう!少し・・いや結構値上がりしているけど・・普通にDJミキサー買える値段・・とか無粋なことはいわずにこのデザインでそろえることに意義があると信じ切って!


written by Yui Tamura


source:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000050277.html

photo:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000050277.html





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