DJ KYOKOは2003年に活動を開始して以来、素晴らしいプレイで人々を魅了していき2009年にCDデビュー。その後は、日本はもちろん海外でもアルバムを発売して世界デビュー。現在では髪型・ファッションまで含めて様々な側面が人々の興味の対象になっているカリスマである。そんな彼女の活動の軌跡を振り返る。
DJ KYOKO(ディージェイ・キョウコ)という人物は、1985年に岐阜県で生まれた日本人女性DJである。10代後半だった2003年から本格的にDJ活動をスタートし、東京のクラブやイベントにてDJとして活動。その美しい外見からは想像がつかないパワフルなプレイで人々を魅了して売れっ子DJになっていく中、ソロCDリリースの話が舞い込み、2009年に「XXX」という作品で日本デビュー。そして、日本での人気が増す中、2013年にはドイツ・ベルリンのレーベル「Farben」とも契約して「Time’s Fool」にて世界デビュー。その後もDJとしてのカリスマ度はどんどん高まっていき年間100本以上のDJの仕事をこなすようになり、2016年春にはダレン・エマーソン(元Underworld)の日本公演にてフロント・アクトを任されるまでになる。2016年末には約4年ぶりのアルバム「スポンジ」をリリースし、最高傑作という評価を受けている日本を代表する女性DJである。なお、事務所に関してはcapsuleや中田ヤスタカ、きゃりーのほか有名青文字系モデルが多数所属するASOBISYSTEMというところのArtist部門に所属している。
DJ KYOKOは、なかなか売れにくい分野の中では異例の数字のアルバムセールスを誇るDJである。そんなDJ KYOKOがこれまで発売してきたアルバムの歴史を振り返ると、まずは2009年7月に「XXX」シリーズの第一作「XXX -DANCE WIV ME」をインディーズレーベルからリリース。その後、2010年には「XXX -If You Came Here-」をはじめ3作の続編をリリースし、この4部作が高い評価を獲得。それによって、大手レコード会社のポニーキャニオンとの契約が実現して2012年1月には5thアルバム「PAPER TRAIL OF NIGHTS」にて遂にメジャーデビューを果たす。さらには2013年にドイツのレーベルから「Time’s Fool」というアルバムを発売して海外でも高い評価を受ける。2016年にはFunkasia Entertainmentというレーベルから久しぶりのアルバム「SPONGE」をリリースし、国内外のファン達を歓喜させた。
海外のDJには、ファッションアイコンとしても注目を集める人物が多数いるが、DJ KYOKOも古くからその髪型やファッションに高い関心が寄せられている。まず、髪の長さ・色については度々変わっていて固定はされていないが、金髪からピンク・緑までそれぞれの髪の色が実に良く似合い、奇抜な髪型・髪の色を真似するイベント会場の観客が多数存在する。また、現れる場所に応じてモード系(ハイファッション系)からストリート系・パンク系まで幅広いファッションテイストを見事に使い分け、その見事なカメレオンぶりはファッション業界関係者からも一目置かれている。
DJとしての才能からファッションに至るまで、彼女を構成する様々な要素が高い関心を集めているDJ KYOKO。年々高まっていくDJとしてのカリスマ性を活かして今後はますますのグローバルな活動に期待がかかる。また、美しいルックス・高いファッションセンスにてファッション業界からも注目されているため、世界の有名DJ同様にファッションブランドの広告モデルとしても成功しそうな彼女からは目が離せない。
Photo:https://www.facebook.com/djkyokoofficial/photos
Written by 編集部