はじめに世界で最も稼ぐDJと言われるCalvin Harris（カルヴィン・ハリス）について
これから、Calvin Harrisのアルバムについて話をしていく。主にこれまでのアルバムの特徴や評価の話となるが、Calvin Harrisの音楽性についての話にもなる。とりあえず、最近のEDMや海外のヒット曲に興味がある人は、Calvin Harrisのアルバムについて知っておこう。
Calvin Harrisのアルバムの中で一番人気かもしれない「18 Months」
Calvin Harrisが音楽の活動を始めたのは、10代の頃からだと言われている。そうなると、活動歴としてはかなり長いものになる。Calvin Harris名義のアルバムは現在のところ、5枚ほど出しているようだ。その中ではおそらく、「18 Months」というアルバムが一番有名ではないだろうか？そして評価も高いアルバムだと思われる。
「18 Months」の中では、「We Found Love」という曲が有名で聞きどころになるだろう。この曲ではボーカルをリアーナが務めており、リアーナ自身のアルバムである「Talk That Talk」にも「We Found Love」は収録されている。この曲は簡単に説明すると、アメリカのチャートで11週も1位になった人気の曲である。大ヒットと言えるだろう。
Calvin Harrisがリアーナに曲を提供することは多いので、アルバムを購入するときは、リアーナのアルバムとCalvin Harrisのアルバムで、曲が重複しているか注意しよう。「18 Months」というアルバムは、ヒット曲が収録されていて、曲の質も高いことが言える。また、Calvin Harrisがボーカルを務めている曲も多くあるので、ただシングルのヒット曲を集めただけのものではない。Calvin Harrisを初めて聴く人にオススメなアルバムは、「18 Months」になるだろう。
人気絶頂で出したCalvin Harrisのアルバム「Motion」
「18 Months」というアルバムを出して、Calvin Harrisはその知名度と人気を一気に上げた感じがある。人気絶頂の状態になったと言えるであろう。そんな時に出されたアルバムが「Motion」である。音楽的な内容としては、前作「18 Months」の延長線上と言えるかもしれない。前作同様に良質な曲が多く揃っている印象である。
「Motion」には「Summer」という曲があり、Calvin Harris自身がボーカルを務めている。「Summer」はアルバム中のちょうど中盤に収録されている曲だが、おそらく「Motion」というアルバムのカラーを決定している曲であり、アルバムの代表曲にもなるかもしれない。この曲がアルバム中盤にあるためか、「Motion」には夏のイメージがあるような気がする。または、過ぎ去った夏のイメージだろうか。
そして「Motion」というアルバムには注意点がある。「C.U.B.A」というCalvin Harrisの曲があるが、「Motion」では「Open Wide ft. Big Sean」という曲名に変更されて収録している。元の曲にラップが入ったのだが、曲名が変わっていることに注意しよう。「Motion」のアルバムとしての評価は、有名なラッパーやシンガーが豪華ゲストで参加している点であろう。
初期のCalvin Harrisのアルバム「I Created Disco」と「Ready for the Weekend」
Calvin Harrisの活動初期のアルバムとして、「I Created Disco」と「Ready for the Weekend」がある。アルバムを聴いた第一印象としては、まだCalvin Harrisの人気が出る前のアルバムという感じがあるが、「Ready for the Weekend」ではすでにイギリスのチャートで1位を獲得している。2009年時点でイギリスではCalvin Harrisの名前はすでに有名だったのだ。
デビュー作となった「I Created Disco」は、自宅のパソコンで全て作ったという面白いエピソードがある。そしてこれも面白い話ではあるが、EDMが苦手という人でも、Calvin Harrisのアルバムはあまり抵抗がなく聴けてしまうらしい。Calvin Harrisの曲は良質なダンスミュージックやポップスであると言えるかもしれない。
Photo:https://www.facebook.com/pg/calvinharris/photos
Written by 編集部