“すべての曲には伝えたいストーリーがある”というテーマみたいです。はい、既に一流感が。Takeru John Otoguro (以下 TJO):この流れ毎回あるの?(笑)、そう、たしかに彼の作品はダンスミュージックでは軽視されがちなソングライティングの面もかなり充実してるよね!かなり前のインタビューでも「楽曲で一番大事なのはメロディ」っていうマインドを明らかにしてた。qlius:彼は昨年のアルバムのリリースから、病気でツアーをキャンセルしたり、ネズミのあの人と衝突したりして、かなり苦労した時期だと思うけど、彼の魂がこもったアルバムとして期待ですね!TJO:そうだね、それでは早速全曲解説にいきましょう!▷Tracklist
1. Waiting For Loveqlius:1曲目は「Waiting For Love」この曲は恥ずかしながらリリックビデオでホロリと泣いてしまいました(笑)TJO:うんうん、犬が戦争に行った飼い主を追いかけるとか反則でしょ! 俺その組み合わせって聞いて絶対泣くから未だに見てない (笑)qlius:この曲はProducerの欄に”Martijn Garritsen” (Martin Garrixの本名)が入っているのも注目ポイント!
2. Talk To Myself
TJO:前作の「Lay Me Down」を彷彿とさせるディスコ路線で俺は大好き、さらに音色もTropical House調にアップデートされてるね。qlius:前回のアルバムをリリースした時(2013年)のトレンドだと、こういうアプローチは出来なかったですよね。TJO:このアルバムでは、彼はブレずに自分のスタイルを守りつつ最新のサウンドでアプローチしている楽曲があって考えてるなーと。
TJO:彼の代表曲「Wake Me Up」後継ともいえる路線なんだけど、よりカントリー面に筋が入ってる。実際歌っている「Zac Brown」はカントリーの枠を超えて活躍するアーティストなんだけどそういうメンツも含めて今回チームを固めてるのはすごいね。彼はそのうちカントリーの流れまで変えてしまったりして。
7. True Believer
TJO:へーこれChiris Martin (Coldplay)参加してるんだ。コーラスと作曲で参加してるみたいだね。qlius:コーラスって、使い方が豪華ですね(笑) Tropical Houseの様なソフトさもありながらドロップはきちんとアゲてきていて絶妙なバランス。
TJO:おっレゲエですかAviciiさん。qlius:親戚の人みたいなノリですね(笑)。少し前の彼だとレゲエ調の楽曲に挑戦するなんて想像もできなかったですよね。TJO:これはレゲエミュージシャン”Matisyahu”と”Wyclef Jean (Fugees)”と組んだ作品で、Wyclef Jean とは、2014 FIFA ワールドカップ公式アンセム「Dar um Jeito (We Will Find a Way)」や、コカ・コーラのAIDS撲滅啓蒙を目的としたREDキャンペーン・ソング「Divine Sorrow」でも何度も共演してるから相性もバッチリだね。
♢Avicii - Stories1. Waiting For Love/ウェイティング・フォー・ラヴ 2. Talk To Myself/トーク・トゥ・マイセルフ 3. Touch Me/タッチ・ミー 4. Ten More Days/テン・モア・デイズ 5. For A Better Day/フォー・ア・ベター・デイ 6. Broken Arrows/ブロークン・アローズ 7. True Believer/トゥルー・ビリーバー 8. City Lights/シティ・ライツ 9. Pure Grinding/ピュア・グラインディング 10. Sunset Jesus/サンセット・ジーザス 11. Can't Catch Me/キャント・キャッチ・ミー 12. Somewhere In Stockholm/サムウェア・イン・ストックホルム 13. Trouble/トラブル 14. Gonna Love Ya/ゴナ・ラヴ・ヤ ●日本版ボーナストラック15 The Nights/ザ・ナイツ 16 The Days/ザ・デイズ