またもや生存説、2パックがスタジオ入りで新曲制作!? 元レーベルのボス、シュグ・ナイトの息子が明かす

1996年に他界したはずの伝説的ラッパー、2パック。死後にリリースされた曲は数知れず、昨年にはマレーシアで生活しているとの噂も!
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2019.01.24 09:45

亡くなったはずの2パックがスタジオ入り!?


信じるか信じないかはあなた次第とでも言いたくなるようなニュースだ。これまでも度重なる生存説が出ていた、1996年に亡くなったとされるロサンゼルスを代表する伝説的ラッパーの2パック(2Pac)。


生前に所属していたレーベル、デス・ロウ・レコード(Death Row Records)のボスであったシュグ・ナイト(Suge Knight)の息子シュグ・ナイト・ジュニア(Suge Knight Jr.)が突然Instagramで2パックがスタジオ入りすることを発表! 生きているかも定かではない2パックの新曲が制作されるとし、そのプロジェクトに向けたプロデューサーも探しているとのこと。死後に未発表音源を含め、リリースこそあったものの新曲を制作とは一体どういうことなのだろうか?




マレーシア在住の噂も


昨年10月にシュグ・ナイトはInstagramで「2パックはマレーシアにいる」と投稿し、2パックの死後の写真や、最新映像としてマレーシアでの動画を立て続けに投稿していた。これには2パックのファンもいい加減なことを言うなと怒り出す者もいたが、シュグ・ナイト・ジュニアは「真実はいずれ明らかになる。オレはどこにも隠れないぜ」と反論。その真実が明らかになる時が近づいているからこその”スタジオ入り”を公けにしたのか。


1996年に起こったラスベガスでの2パック銃殺事件は、その翌年のノトーリアス・B.I.G.(The Notorious B.I.G.)の銃殺事件と合わせて未解決のままで、事件の捜査をおったドキュメンタリー『Unsolved: 未解決ファイルを開いて』も昨年Netflixより配信されたばかり。同ドキュメンタリーのプロデューサーをつとめ、ノトーリアス・B.I.G.殺害事件の担当でもあったグレッグ・ケイディング(Greg Kading)によれば、2つの事件の犯人は特定できているものの、すでに殺害されているそうだ。





新曲を制作とは!?


2パックが生存しているかどうかは確かではないが、彼のアルバムがリリースされる可能性は高そうだ。昨年5年間にも及ぶ裁判の末、音楽レーベル「Entertainment One」から2パックの未発表音源、アルバムの版権を勝ち取った2パックの遺産管理団体はその直後からアルバムのリリースを希望していると報じられている。


その新しいアルバムにシュグ・ナイトが関わるのかは疑問であり、何より彼は今28年の禁固刑を言い渡され、服役中なのだ。それに代わって出てきたのが息子なのか。2パックが生前にレコーディングした曲を完成させるためにスタジオ入り、と言うのなら納得できる話ではある。





2パックは生きている。というのが”彼の魂は”という意味なのならばファンも納得だ。これまでにもキューバで隠れて生活している、アメリカの田舎でひっそりと生活していると生存説が噂されていた2パック。生きているという不確かなニュースよりも、新しいアルバムに期待したいところだ。



written by BsideNews


source:

https://hiphopdx.com/news/id.49991/title.suge-knight-jr-claims-tupac-shakur-is-back-in-the-studio

https://hiphopdx.com/news/id.48675/title.suge-knights-son-claims-tupac-shakur-is-alive-living-in-malaysia


photo: facebookfacebook2


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